お子さんの健やかな成長
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お知らせNEWS

2024.11.30 年末年始の診療体制に関して

年末年始は2024年12月28日(土)から2025年1月4日(土)まで休診です。
2024年12月27日(金)が年内最後の開院日となり、年明けは2025年1月5日(日)から診療再開の予定です。

曜日の並びにより休診期間が長くなってしまうため、2024年12月30日と2025年1月2日に臨時開院を検討しています。ただ年末年始はスタッフ確保も困難なため、院長1人で受付から会計まで全てのオペレーションをこなす予定であり、対象をかかりつけ登録済みの方に限定して9時から13時までの開院を検討しています。また近くなりましたらお知らせを更新しますので、チェックしてください。

2024.11.30 感染症流行情報(11月)

感染症発生状況(11月)

流行中の感染症 

インフルエンザA
地域の小学校でインフルエンザAの感染者が出始めていますが、まだ大きな流行にはなっていません。12月からでも接種可能ですのでワクチン接種を是非検討してみて下さい。一度感染したお子さんでもワクチン接種は有効だと考えています。接種予約前にこちらをご覧ください。

マイコプラズマ肺炎
数年ぶりの大流行です。小学生以上で鼻水をあまり伴わない、発熱、乾いた咳(徐々に痰がらみの咳に移行します)、咽頭痛の組み合わせが典型的な症状です。11月も10月から大きな減少なく感染者が出ています

感染性胃腸炎
例年嘔吐•下痢症が流行する時期に入りました。一部の保育園での流行が始まっています。24時間以上嘔吐症状が持続する、イチゴジャムのような真っ赤な血便が出る場合には受診が必要です

伝染性紅斑(りんご病)
パルボウイルスB19というウイルスに感染して発症する病気です。このウイルスに感染すると1週間程度の潜伏期間を経て発熱(通常1~2日)、鼻水、咳などの比較的軽微な風邪の症状が出てきますが、この時期に感染性が高く、周囲に感染を広めてしまいます。ただ症状は他のウイルスによる風邪症状と見分けがつかず、この時期に診断することは迅速検査もなくほぼ不可能です。感染から14〜18日経過するとやっとりんご病の名前の由来になった両側ほっぺたの赤みが出てきて診断に至りますが、すでに感染性は低下しているため、通常診断と同時に登園が可能です。少し遅れて手足にも紅斑が出てきますが、皮膚の赤みは1週間程度で消失し、20%くらいのお子さんでは感染後2ヶ月程度は強い日差しを浴びたり、入浴したりした時に皮膚症状が再燃します。就学前の感染では軽症で終わることが多い感染症ですが、学童期以降では強い関節痛症状が出てしまう場合があります。また胎児や先天性の貧血が基礎にある場合には重症化する可能性があり注意が必要です。この病気にかかることは基本的に人生で1回のみです。

手足口病
※例年よりも手足口病の発生数がとても多く、かつ流行期間も長くなっています。通常であれば感染が終息する時期に入りましたが、今シーズンはしぶとく感染者が出続けています。さすが11月になり患者数は大きく減少しました

2024.10.12 生後6ヶ月までのお子さんを子育て中の保護者の方へ

生後6ヶ月までのお子さんはインフルエンザウイルス感染症に罹患すると重症化するリスクが高いとされています。しかし、生後6ヶ月を超えるまではインフルエンザワクチン接種は受けられません。そこで、周囲の保護者の方がしっかりと感染対策することが重要だと考えています。予防接種や乳幼児健診に同伴された保護者の方のインフルエンザワクチン接種にも対応していますので、ご希望の方はお声掛けください。

2024.10.12 インフルエンザワクチン接種に関して

10月1日からインフルエンザワクチン接種が始まりました。詳しくはこちらをご覧ください。保護者の方の接種にも対応可能です。保護者の方や港区の接種券をお持ちでない方は予診票はこちらからダウンロードいただけますので、印刷記載の上ご持参ください。混雑緩和のため予診票の事前記載にご理解をお願いします。インフルエンザワクチン接種はクレジットカード支払い可能です。

2024.09.28 日曜日・休日診療、院内トリアージに関して

日曜日や祝日の臨時開院日にも現在院長、副院長の二診制にして対応していますが、予約が取れず、もしくは突然のケガにより直接来院される方も増加していますので、待合室の混雑や待ち時間の長時間化が発生しご迷惑をお掛けしています。完全予約制にして時間を要してしまう突発的な外傷のお子さんなどをお断りすれば予約時間を守れる可能性がありますが、こどものけがに対応出来る医療機関は少なく、受診先に困ってしまうため、当院ではこれからも外傷対応を続けていく方針です。また具合の悪いお子さんの診療が遅くならないように、予約時間とは別に医学的な優先度を決めるトリアージを院長の小児救急医としての経験を元に導入することとしました。順番が前後する可能性がありますが、ご協力をお願いします。

2024.09.03 診療時間外の電話相談に関して

当院でかかりつけ登録をされているお子さんからのご相談には閉院後も数時間は対応します。閉院後のご相談には050-3090-2890からの発信をお願い致します。月曜日から木曜日は18時から22時まで、金曜日は12時30分から16時30分まで、日曜日は16時から20時まで閉院後4時間程度を目安に対応します。

2024.08.06 全国2位でした

2024年1月から6月までの抗菌薬適正使用率の指標であるAccess比率が99.66%で全国の診療所の中で2位にランクインしました!

世界保健機関(WHO)で薬剤耐性(AMR)に関するグローバルアクションプランが採択されてから日本でも2016 年に AMR 対策アクションプランが策定され、厚生労働省委託事業 AMR 臨床リファレンスセンターが主体となり、医療機関での AMR 対策に活用できるシステム「OASCIS(Online monitoring system for antimicrobial stewardship at clinics:診療所における抗菌薬適正使用支援システム)」が稼働しています。

当院はより適正な抗菌薬使用を目指してOASCISに全ての抗菌薬使用状況を登録しています。抗菌薬の適正使用かどうかの判断は難しく、現在のシステムもWHOの定めるAccess抗菌薬(一般的な感染症の第一選択薬または第二選択薬)が抗菌薬処方の内で何%かどうかで順位が出ますが、まずは抗菌薬を処方すべき状況だったのか、診断は正しかったのかなどの個別の事情までは加味されないため、あくまでも抗菌薬使用の一側面を評価したものになります。
例えば、マイコプラズマ肺炎に対して抗菌薬を投与するとした場合にはWHO基準のAccess抗菌薬ではドキシサイクリンという抗菌薬を選択することになりますが、歯の変色の副作用があるため全ての歯が永久歯に生え変わっていない小児では使い難く、小児の第一選択薬であるアジスロマイシンを選択すると減点されてしまいます(今回当院でも100%の数値が出せなかったのは6月にマイコプラズマ肺炎のお子さんの治療を行ったためでした)。このように適正な診断と治療を行っても小児科では減点されてしまうリスク(6月以降都内でマイコプラズマが流行したため、流行地の小児科は次回集計で順位が下がるはずです)や、診断が間違っていても、抗菌薬を処方し過ぎていてもAccess抗菌薬を使用する限りは減点されないなどの問題があります。
また日本全国には一般診療所が10万施設以上あるにも関わらず、まだこのシステムに登録している医療機関が1710施設しかないという残念な現実があります。仮に登録している全診療所の数%に当たる1710施設が頑張っても、耐性菌は増えてしまうかもしれません。今後の増加に期待しつつ、当院でも不要な抗菌薬が1つでも減るように努力し続けます。

2024.06.29 おたふくかぜワクチンを2回接種しましょう!

クリニック周辺の複数の小学校でおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が発生しています。1歳と就学前の合計2回の接種を受けて感染する可能性を下げましょう!
2024年1月に「おたふくかぜワクチン接種後の副反応に関する全国調査報告」が日本小児科学会雑誌で報告されました。おたふくかぜワクチン接種後8週間追跡できた子どもたち58,783人を調査対象におたふくかぜワクチンと因果関係が証明された7人を含む12人で髄膜炎・脳炎が報告され、頻度としては0.020%でした。
研究結果を踏まえて、もちろん副反応は無視できないことは再認識されましたが、やはり自然に罹患する場合の難聴や髄膜炎のリスクを考えると接種をおすすめしたいと考えています
詳しくはこちらをご覧ください。

2024.06.12 麻しん風しんワクチンの予約について

麻しん風しんワクチンのWEB予約を再開しました。就学前接種に関しては基本的におたふくかぜワクチン、三種混合ワクチン、ポリオワクチンとの同時接種をおすすめしています。(一度に4つのワクチンは負担とお考えの場合にはまず麻しん風しんワクチンとおたふくかぜワクチンをおすすめします。)任意接種の予防接種に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

2024.06.08 日曜日の診療について

日曜日の診療では健康診査や予防接種には原則対応していません。また提携外注検査機関がお休みのため、血液、尿検査にも対応出来ませんので予めご了承ください。乳幼児健康診査、予防接種に関しては月曜日から木曜日の専用時間(14:00-16:00)に予約をお願いします

2024.05.31 夏の小児科マイナートラブル②こどもの虫刺されについて

蚊の活動が始まり、虫刺されの時期になりました。一般的には年齢が若いほど虫刺され部位の反応が強く、中央に盛り上がり(硬結、丘疹)がある蕁麻疹のような真っ赤な痒い病変となります。放置しても5日間程度で、中央部分以外の赤みは消えていきますが強い痒みによって掻きむしってしまった結果(市販の虫刺され薬を塗ってより痒くなり悪化する場合もあります)、膿痂疹(とびひ)や蜂窩織炎(皮膚や皮下の感染症)を起こして受診されることが目立ちます。虫刺されも擦り傷などと同様に感染を起こさないことが重要で石鹸とシャワーで毎日洗浄することと、痒みによって掻きむしってしまった場合のために爪を短めに維持しておくことです。ただ虫刺されによる痒みと腫れを最初に緩和してしまえばきれいに治りやすく出来ます。顔の虫刺されには弱ステロイドを、顔以外には少し強いステロイドを塗ると効果的です。(当院では顔にはロコイド、顔以外にはリンデロン軟膏を処方します)
①虫刺され部位を石鹸とシャワーできれいに洗浄する
②顔にはロコイド、顔以外にはリンデロン軟膏を1日2回虫刺され部位全体に塗布する
③数日処置を続けて赤みが引いたら軟膏塗布を終了

2024.05.31 夏の小児科マイナートラブル①こどもの傷の処置について

気温が暑くなり衣服から露出した部分が増えて、手足に擦り傷などの怪我が増える時期になりました。よくある間違いとして傷をそのままにするとかさぶたが出来て傷跡が目立ちやすくなるため市販のハイドロコロイド素材を使用して怪我の処置をしている場合に、傷口の洗浄が不十分なままハイドロコロイド素材で傷を密閉してしまい感染を起こすパターンです。ハイドロコロイド素材により傷口をウェットな状態にすることは重要ですが、大前提として傷が汚染されていないことがあります。傷口に汚れや細菌が一定量以上いるとハイドロコロイド素材の内側で栄養満点の滲出液の中での細菌増殖が起こり、感染に繋がります。こどもの屋外の傷で汚染されていないことはまずないため、最初からハイドロコロイド素材を使用することは避けて傷口の洗浄に徹しましょう。傷口の洗浄は消毒液を用いずに泡立ちの良い中性の石鹸で、ゴシゴシ血が滲むくらいしっかり擦過してシャワーで表面の汚れや細菌を洗い流すことを少なくとも3日間から1週間は1日2回以上行うことが重要です。処置後はワセリンやプロペト軟膏を塗布してガーゼ等で被覆すればハイドロコロイド素材を使用した時と同じようなウェットな状況を維持でき、かつ安価に傷を長時間密閉せずに対処可能です。
まとめると
①傷が出来たら石鹸とシャワーでゴシゴシ1日2回洗浄する
②最初の1週間はワセリンとガーゼ等で傷を覆い、洗浄に合わせて1日2回交換する
③1週間経過したらハイドロコロイド素材に変更して1〜2日毎に洗浄して貼り直す(製品によって5日間ほど保つこともあるが、こどもではすぐに不衛生になり、現実的には1〜2日と考える)
④怪我をしてから2週間経過したら、大抵の傷は処置終了となり、その後は2〜3ヶ月強い紫外線に晒されないようにするとさらに綺麗に治癒する

2024.05.15 伝染性軟属腫(水いぼ)に関して

伝染性軟属腫(水いぼ)の治療は複数の選択肢がありますが、当院では経過観察か局所麻酔のテープを使用した外科用ピンセットを用いての摘除のみ対応しています。処置には時間と人手を要する場合があり、毎週火曜日と木曜日の午前11時の予約枠でのみ対応します。それ以外の時間帯では原則対応出来ませんので予めご了承下さい

2024.05.03 任意接種ワクチンの値段について

2024年6月よりワクチンの納入価格変更に伴い、任意接種ワクチンの値段を以下の内容に変更します
・おたふくかぜワクチン
1回 7,000円
・(就学前の)3種混合ワクチン
1回 6,000円
・(就学前の)ポリオワクチン
1回 8,000円

*おたふくかぜ2回目、3種混合、ポリオワクチンはMR(麻疹風疹)ワクチン2回目接種と同時に接種可能です
現金支払いとなるため、ご準備をお願いします

2024.03.28 5種混合ワクチン、小児肺炎球菌(15価)ワクチンに関して

2024年4月1日(月)より定期予防接種の内容が変更になります

①4月1日以降に生後2ヶ月の初回予防接種を開始されるお子さんは5種混合ワクチンに変わります。すでに4種混合ワクチンで接種を開始されているお子さんはこれまで通り、4種混合ワクチンとヒブワクチンを使用して定期予防接種を進めていきます

②小児肺炎球菌ワクチンは13価から15価に変わります。小児肺炎球菌ワクチンはこれまでに13価ワクチンを接種しているかどうかに関係なく、4月1日から小児肺炎球菌ワクチン対象者全員が15価ワクチンを使用して定期予防接種を進めていきます

Q1 保護者の方の希望により、4種混合ワクチンから5種混合ワクチンに変更は可能ですか?
A1 交互接種については、科学的知見が十分あるわけでなく、また、接種スケジュールが複雑化するため、原則、当院では対応出来ません。また同様の理由と無用な接種間違いを防止するため4種混合ワクチンの接種券での5種混合ワクチン接種希望には対応出来ませんので予めご了承ください

Q2 新しいワクチンが心配なので小児肺炎球菌ワクチンを15価ではなく、13価ワクチンで接種可能ですか?
A2 当院としてはワクチンの在庫があれば対応可能です。ただ13価ワクチンの在庫がなくなり次第15価ワクチンのみの対応になります

2024.02.29 3月から予約方法が変わります

3月1日(金)より時間予約のみとなります。30分の枠に3〜4人の人数設定としているため、同じ予約時間帯の方の中では原則来院された方から順に診察を行います。症状などにより、順番を前後させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。

※予約時間を15分過ぎた場合はキャンセル扱いとなります。再度別枠で予約をお取りください。
※兄弟や親御さんの受診を希望される場合は人数分の予約をお取りください。
※健診・予防接種の時間は月曜日から木曜日 14:00~16:00の時間で変更はありません

ごあいさつGREETING

この度、港区芝浦に小児科クリニックを開業させて頂くこととなりました。風邪からケガまで幅広く地域の子どもたちの相談事に寄り添っていけるクリニックを目指しますので何でも気軽に相談に来ていただけるとうれしいです。

医師紹介

診療案内MEDICAL

当院ではお子さんが訴える発熱や咳、鼻水などの症状から、日常生活における
ケガややけど、乳幼児健診・予防接種などに幅広く対応いたします

疾患についてDISEASE

乳幼児健診INFANT CHECKUP

当院の特長FEATURES

  • 小児科専門医が診療
    Feature01
    小児科専門医が診療

    日本小児科学会認定小児科専門医の院長・副院長がお子さんの急な発熱や咳、鼻水、頭が痛い、耳が痛いなどの症状を診療いたします。乳幼児健診、予防接種も対応しております。

  • Feature02
    男性と女性の医師が在籍

    当院では、男の子も女の子も気兼ねなく診療を受けていただけるように男性医師(院長)、女性医師(副院長)が在籍しており、診療を行っております。

  • お子さんの外傷診療
    Feature03
    お子さんの外傷診療

    お子さんが頭を打ったり、熱いものに触れてしまったりしましたら、ぜひ当院にご相談ください。院長が小児救急での診療経験を生かし、丁寧に診療いたします。

  • 新生児も診療
    Feature04
    新生児も診療

    新生児のお子さんについてもご相談ください。新生児の診療経験が豊富な副院長が、お子さんの症状を診察し、適切な診療を行います。

  • 最寄駅から徒歩圏内
    Feature05
    最寄駅から徒歩圏内

    当院は「田町駅」・「三田駅」から徒歩4、5分の距離にあるため、通院に便利です。お出かけの際などに、お気軽にお立ち寄りいただけます。

〒108-0023
東京都港区芝浦3丁目13-11 Medical Square芝浦2F

院長
高瀬 亮
診療科目
小児科
最寄駅
  • JR田町駅より徒歩4
  • 都営三田線・浅草線「三田駅」より徒歩5
SNS
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診療時間
8:30~12:30
一般診療
14:00~16:00
乳児健診・予防接種
16:00~18:00
一般診療
〇:二診体制(院長・副院長)
:一診体制(院長)
:日曜日は一般診療のみ(一診体制:院長)
月~木(14:00~16:00):乳児健診・予防接種
休診日
金曜日午後、土曜日、祝日